美馬製麺の麺づくり

半田そうめんの由来

徳島県半田の伝統の味、半田そうめんは今から約200年余り前に三輪から淡路を経て、半田の里にその製法が伝えられたと云われています。半田の里は剣山の冷たい吹き降ろし風、吉野川の澄んだ水、豊かな大地から生まれた良質の小麦と、そうめん作りに最適な土地です。

そんな半田の里で生まれたそうめんは、良質の水で練り上げ小麦粉の持つ特性を最大限に活かし、十分熟成させたコシの強い麺です。また一般的なそうめんよりも少し太めな麺が特徴です。太めな麺が生み出す独特の舌触りと風味は、高級自然食食品として古くより食通のお客様に愛用されてきました。私ども、美馬製麺(有)ではそんな伝統の味を、代々受け継いできました。

美馬製麺の麺作り

我が社はほとんど家族で経営している小さい素麺屋です。昔ながらの製法で麺を作っています。天気、気温などで麺の出来上がりが左右されますが、そこは職人の経験と勘で塩水の濃度を決めて麺を作っています。温度湿度一定調整設備などの最先端設備は使わず、初代から受け継がれている職人肌で、今も自然環境と戦いながら作り続けています。

そうした昔ながらの伝統を受け継ぎながら、新しいことへの取り組みも行っています。その一つ、そうめんの材料は当社がこだわっている部分です。油はミッドオレイックヒマワリ種からとった、ビタミンEが豊富な油を。小麦粉は当社オリジナルブレンドを使用しています。

受け継いできた伝統と、こだわり素材のそうめんを是非ご賞味くださいませ。

当店は安心・安全の『半田そうめん協同組合』の会員です。

『半田そうめん協同組合』は、徳島県つるぎ町半田でそうめん作りを行っている事業者で作った組合です。半田そうめんの伝統と、製法を守り、安心・安全な品質を守る活動を行っており、当店も会員です。半田そうめんの産地から「昔ながらの半田そうめん」をお届けします。